神の光 2024年10月号巻頭言 ゆるされて
去る八月六日午前七時半。大教殿広前で富士登山の出立祭が斎行され、教主さま主座に て安全祈願の御神前が立てられる。終わって教主さまより、教祖さまの御影が先達に手渡 され、登山の参加者に向かっては、折角のご修行であれば、登山 […]
令和6年度夏期教校を開催いたしました
令和6年度夏期教校(普通科・中等科)が開催されました。 普通科は丸山の教えの基本からとりくみ、「信仰と実生活」が中心となります。又、中等科は祭儀礼典の基本から模擬祭典までを行い、中堅教師の育成を目的としてます。 日程 : […]
神の光 2024年8・9月号巻頭言 心新たに
三世さまの遣された「稲毛郷土史」の著作の中に、本庁所在の登戸からほど近い所にある枡形山の城主だった稲毛三郎重成の話がある。この稲毛三郎は、平安時代末期から鎌倉時代初期の武将で桓武平氏の流れを汲む秩父氏の一族に連なり、現在 […]
神の光 2024年7月号巻頭言 規則の中で
七月の声を聞くと富士山の山開き、二ヶ月余りに亘る本格的な夏山シーズンの到来となる。コロナ禍以前の登山の形態は、富士山が世界文化遺産になったこともあって外国人も殺到するなど一大登山ブームが起こり、北口に当たる吉田のスバルラ […]
神の光 2024年6月号巻頭言 真心を遺して
過日六十一歳の若さでお里帰りされたHK刀自の神葬祭を奉仕させて頂いた。刀自は岩手県の生まれで地元の高校を卒業して上京、勤めた会社でご主人と出会い、互いに心惹かれて結婚された。子供には恵まれなかったが夫婦仲はとてもよく、刀 […]
神の光 2024年5月号巻頭言 天祭に向けて
今年は寒暖の差が例年よりも激しく、当初は東京のソメイヨシノの開花が全国に先駆けて三月の二十日と予想されていたが、この後めっきりと冷え込んで蕾も固く閉じ続け、東京近郊である本庁周辺の桜の名所である二ケ領用水の桜並木も遅れに […]
神の光 2024年3・4月号巻頭言 百三十天祭に向けて
三月は教祖さまの祥月命日にあたる。今年は教祖さまが明治二十七年三月の三十日に享年六十六歳でお里帰りされてから丁度百三十年の節目となる。本来なら、十年ごとの天祭を営む年であるが、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣 […]
神の光 2024年2月号巻頭言 後悔せぬためにも
元日の朝は快晴、風も穏やかで小春日和ののどか新玉の年を迎えたと思いきや、午後の四時過ぎ石川県能登地方を震源とする震度七の巨大地震が発生し、大津波警報も発令されて、珠洲市や輪島市など周辺一帯は、火災や家屋の倒壊、流失などで […]
神の光 2024年1月号巻頭言 命のいとなみを
天地海めぐる月日の心しれ 昔もいまだ生(しょう)はかはらん 年あらたまる令和六年元日の正零時、教祖さまの詠(よ)まれたこのお歌を三度復唱し、続く「新玉(あらたま)の年立(とした)ち還(かえ)る今日の吉日(よきひ)に・・ […]