第6回おしらべ研究会を実施いたしました
2026年2月7日(土),8日(日)に「おしらべ研究会」を開催いたしました。
「おしらべ」とは、教祖 伊藤六郎兵衛がこれまでにおひらきになった
法、またそれについてのお説わけ、御修行の出来などを月日順にこまごまと書きつけられたものであり、丸山教法の聖典、日の丸信心のよりどころというべきものです。
今回は第一巻(明治二十一年旧八月二十三日〜)を対象に、原文と大正・昭和期に作成された校正本を見比べながら、現代文字への変換や内容の解釈について意見を交わしました。
今回のおしらべの中で私が特に印象に残ったのは、次の一節です。
「(今川具足に関する話から)こゝらのりかへがわからねバ よんでも よみがひなし なに なんのみち まなぶとも ヅゝてみれハ 神も人も こゝろハみ 金生なり」
「どれほど立派な記録を読み、道を学んでも、その『りかへ(校正本現代語訳:理会)』が伴わなければ意味がない」という言葉の通り、すべての学びを突き詰めれば、最後は自分の「心」のあり方に辿り着きます。歴史書である『国史略』を読むにしても、単に形式をなぞるのではなく、その奥にある筋道を自分の心で受け止められているか、その姿勢を問われているように感じました。
現代は、本を読んで知識を得るだけでなく、生成AIに聞けばすぐに答えをまとめてくれる便利な時代です。ともすれば、それだけで「知った気」「理解した気」になってしまいがちです。しかし、効率的に情報を集めることと、自分の「心で感じる」ことは別物です。 自分の足で調べ、一文字ずつおしらべに記されている言葉を「おしらべ」する中で、ふと腑に落ちる瞬間がある。その時、ただの知識だった言葉が、自分自身の生きる指針に変わるのだと思いました。
「ただ知っている」状態から、「心で感じる」状態へ。 便利すぎる世の中だからこそ、一度立ち止まって自分の心でじっくりと感じることを大切にしていきたいと思った研究会でした。
次回は3月に2日間の日程で実施予定です。




